スウェーデンでの滞在。入国審査,必要な準備
スウェーデン滞在で感じたことについていくつか個別の記事を書いていますが, ここでは全体的な滞在にあたっての準備や入国審査などについて書いてみたいと思います。
目次
基本的な情報
スウェーデン滞在のいろはについては「スウェーデン生活の手引き」(デジタル佐藤メモ)が有名だと思います。
大抵のことはまとめてくださってあります。
ただ,情報が少し古いのと,ストックホルムの情報が中心なので,ここではそのあたりを中心にご紹介します。
渡邉の場合
まず,渡邉の場合は
- 大学にはvisiting PhD studentとして受入れ
- 滞在期間82泊83日 @大学関連のホステル
90日以内の滞在のため査証(ビザ)は不要。
交付に時間が掛かるという情報もあり取らず - クレジットカード付帯保険×2
- 楽天カード(MasterCard)
- セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カード
(追加の海外旅行保険は特になし)
- 往路: シンガポール航空で関西国際空港(KIX) - シンガポール・チャンギ空港(SIN) - フランクフルト空港(FRA) - ヨーテボリ・ランドヴェッテル空港(GOT)
となっています。
チェックイン
シンガポール航空から事前に届いたメールでオンラインチェックインができました。 Google Walletに取り込むにはアプリを入れる必要あり。
フランクフルト空港からヨーテボリ空港まではルフトハンザ航空との共同運航便で,オンラインチェックインはできず。
空港の端末でチェックインしました。日本語対応…!
入国審査
シェンゲン協定を理解しておくべし
経由地のフランクフルトでは入国しないぞ(transferでスウェーデンまで行ってスウェーデンで入国審査を受けよう)と思っていました。
外務省で
3 シェンゲン協定注意事項
(1)シェンゲン協定域外から域内に入る場合、最初に入域する国において入国審査が行われ、その後のシェンゲン協定域内の移動においては原則として入国審査が行われません。
しかし最近、ドイツ以外のシェンゲン協定域内国に長期滞在を目的として渡航した邦人が、経由地であるドイツで入国審査を受ける際に,ドイツの入国管理当局から(ア)最終滞在予定国の有効な滞在許可証、または(イ)ドイツ滞在法第4条のカテゴリーD査証(ナショナル・ビザ)(注)、または(ウ)同D査証に相当する滞在予定国の長期滞在査証の提示を求められ、これを所持していないために入国を拒否される事例が発生しております。
このため、現地に到着してから滞在許可証を取得するということを予定している場合には、注意が必要です。
ドイツ以外の国では同様の事例は発生しておりませんが、シェンゲン協定域内国での長期滞在を目的に渡航する場合には、滞在国および経由国の入国審査、滞在許可制度の詳細につき、各国の政府観光局、我が国に存在する各国の大使館等に問い合わせるなどし、事前に確認するようにしてください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbimmigration_160.html
とアナウンスされていたからです。
しかし実際には(よく読めば書いてある通りですが…)最初にシェンゲン協定域に入国する国で入国審査を受け,その後は入国審査なしで移動することになるので,フランクフルトに立ち寄ろうが,立ち寄りまいが,受ける手続きはまったく同じです。
税関もフランクフルトとヨーテボリと2回通りました(後述)。
シェンゲン協定域,やっぱ独特だなあーと感じました。
フランクフルトには立ち寄らない,入国審査も受けないつもりだったので乗継ぎもタイト目でしたが,まったく想定外でした。。
短期滞在であればあまり問題にはならない気がしますが,現地でビザを取ることを考えている場合には注意が必要かもしれません。
入国審査でのやりとり
基本的にはどこの国の入国審査も同じようなもので,審査官によって対応も若干違うと思いますから,あんまりアレですが…
渡邉はこれがアジア以外の国に行くのも1か月以上の長期滞在も初めてでした。
結構色々訊かれるなあと思いましたが,同じ条件ならどの国でも同じようなものかもしれません。
あるいは前述の外務省情報からするとドイツは結構しっかり目なのか?
確認されたのは
- 最終目的地
- 滞在目的,滞在期間
- eチケット(往復)
- 保険
です。
受入れ先からの招聘状はビザを取らない場合でも用意してもらっておくと入国審査で見せることができます。
これで目的地と滞在目的,期間が示せるというわけです。
保険についても,カード付帯保険の場合は付保証明書を発行してもらっておけばこれも提示できます。
発行に2週間ほど掛かることがあるので早めに用意しましょう。
特に保険についてはかなり入念に書類を確認していました。
付保証明書は11月か12月頃に発行してもらったもので,保険期間は90日間と記載があったため,
審査官から発行日と見比べて「旅行期間すべてがカバーされていない」と指摘されました(実際には「出発から90日間」と記載されており,納得してくれました)。
あとは滞在費はこれから払うのかもう払ったのか確認されたような気もします。これも領収書の写しを持ってきていたのでパス。
語学力に自信がない渡邉にとっては見せるだけでそれなりに情報が伝わる書類は心強かったです。 渡邉の前に並んでいたアジア系の人はその手の書類を持っていなかったようで,かなり苦労していました。
税関
機内での税関申告書の配布等はありませんでした。
税関には赤と緑のゲートがあります。
申告しない場合は緑のゲートを,申告が必要な物品がある場合は赤いゲートを通ります。 緑のゲートにも税関系官がおり,ランダムに引き留めて申告対象の物品がないか確認しています。
ヨーテボリの税関はフランクフルトのそれよりかなりこじんまりしたものでした。
ここで声を掛けられ,滞在先など訊かれました。
「申告対象のものとか持ってないよね?」くらいのやりとりで立ち話で済みました
(が,Gothenburgが通じなくて苦戦しました; 終バスぎりぎりだったのでヒヤヒヤ)。
ドイツ入国の際の税関手続きについて
ドイツの税関は、ATAカルネを使用する場合も含め、税関申告義務のある物品(物品サンプル、放送用機材などの高価なカメラ、ノー トパソコン、高価な楽器等)を、フランクフルト空港や他のドイツの空港を経由してシェンゲン協定域内へ輸入するにあたり、下記の手続方法を遵守するようお願いし ています。
医薬品の持込み
医薬品の持込み制限についてはスウェーデン医療製品庁のウェブページで確認できます。 物質は英語名での検索も可能です。
Sök läkemedelsfakta | Läkemedelsverket
Sök läkemedelsfakta är en tjänst från Läkemedelsverket där du kan söka efter alla läkemedel som är godkända i Sverige samt avregistrerade läkemedel.
空港から市内への移動
スウェーデンの主要空港から市街地へはFlygbussarnaという会社が空港バスを運行しています。 Googleマップの経路検索でもきちんと出てくるのであまり心配ないと思います。
スマホアプリが出ているので,アプリ上からチケットを購入することができます。空港出口にも券売機があります。
いずれにしてもQRコードを運転席の端末に提示すればOKです。
Paypal払いにすると決済後のぐるぐるが終わらず,でも決済されているのはバグか何かなんでしょうか…決済されたらすぐにPaypalとFlygbussarnaからメールが届くのでうっかり二重決済しないよう注意。
Göteborg市街地の移動
GöteborgではVästtrafikが運行しているトラムとバスが主な交通手段です。
また別に記事を書きたいと思いますが,アプリでチケットを購入する仕組みです。
検札は基本的にありません。
あとは電動スクーター(キックボード)も普及しています。 街中に乗り捨てられているので,これもアプリでコードを読み取ってレンタルします。
スウェーデンの決済事情
「スウェーデン生活の手引き」では店舗によってクレジットカードが使えない場合やパスポートの提示が必要な場面があると記載されていたので,現金も関空で2万円だけ両替して持っていきました。
しかし,2023年時点では現金は扱っていないというお店が少なくない一方,カードが使えないという場面は一度もありませんでした。現金は余りがち。また,ほとんどのお店でVISAやMasterCardのタッチ決済(コンタクトレス決済)が可能です。決済時にパスポートの提示を求められたこともありません。AMEXはタッチ決済非対応のところも。
便利ですが,カードの紛失は大事になりそうです。。
インターネット
渡邉の場合,大学ではeduroamが利用可能で,宿泊先でも各客室にWi-fiが提供されました。 宿泊先から大学までも徒歩5分ほどということで,ほとんどモバイル通信は必要ありませんでした。 市街地ではGöteborg Free Wifiをはじめいくつかのアクセススポットが無料で利用できます。
従って,楽天モバイルの海外ローミングで十分凌げています。
ただし場所によっては通信速度が非常に遅いので,画像を含む大容量の通信は現実的ではありませんでした。
テキストのみのTeamsやLINE,メールの送受信はなんとか可能ですが,Googleマップの経路検索で少し待つ感じです。
(微々たるものだと思いますが)通知に表示される画像などで勝手に容量を食うのが癪だったので普段はモバイル通信OFFで運用しました。通信なしでもタッチ決済は可能なようです。
ちなみにYahoo! JapanはEU圏内から利用不可です。
トイレ
諸外国同様に基本的に公衆トイレは有料です。
ドアのところに決済端末が付いているので,カードで支払います。
5クローネ(~60-70円?)くらい。
デパートや大きな駅だと10クローネくらいすることもあります。
雑多な内容を中心にご紹介しました。
気が向いたら追記するかもしれません。
<スウェーデン滞在記>